ビタミンKが欠乏するとGlaが形成できなくなるそうですが、Glaとは何ですか。
ビタミンKが欠乏症の原因の中に、「肝胆道疾患によるもの」があります。その要因に、
①γ-カルボキシラーゼ活性低下
②胆汁分泌不全
③肝でのビタミンK貯蔵スペース減少
④還元酵素低下によるビタミンK再利用障害があります。
その中の「①γ-カルボキシラーゼ活性低下」が関係します。
ビタミンKは、各種タンパク質のグルタミン酸をγ-カルボキシグルタミン酸に変換する時の補酵素として働きます。
欠乏した場合、タンパク質のグルタミン酸をγ-カルボキシグルタミン酸に変換出来なくなるわけですが、そのγ-カルボキシ グルタミン酸を「Gla」と略します。
Glaはγ-カルボキシグルタミン酸の略だそうです。
Glaは血液の凝固因子、凝固促成因子であり、ビタミンKは様々なタンパク質中のグルタミン酸塩基のγ-カルボキシ化を進め、それによってタンパク質のカルシウム結合能力を上げるため、
骨形成と、骨密度に関わる栄養素とのことです。
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