ビタミンEのサプリメントを飲んでいるのですが、体にとって何に良いのかイマイチよく分かりません。
どなたかお詳しい方教えて下さい。よろしくお願いします。
◆代表的なビタミンEの効果を上げてみます。
・抗酸化作用があります。ですから、過酸化脂質ができることを防ぎます。
・動脈硬化予防の作用があります。
・脳卒中の予防の効果、心臓病の予防の効果があります。
・毛細血管の血行を改善します。
・ホルモンの生成、分泌を促進します。
・生殖機能を正常にします。
・黄体ホルモンを正常にし、妊娠の条件を作ります。エバン・シュート博士の報告。
・男性の生殖機能を高めます。
・肩こり、腰痛、冷え性、しもやけなどを、予防、改善します。
・更年期障害の症状をやわらげます。
・みずみずしい肌にします。
・ストレスをやわらげます。
・細胞そのものの寿命を伸ばします。『適切なビタミンEの補給と栄養のバランス、生活リズムを改善することで、150歳まで生きることができる時代が来る』ボーツ博士の言葉です。
・呼吸器を保護します。
・肝臓の病気、糖尿病、リウマチ、アレルギーから体を守ります。
◆ビタミンEには強力な抗酸化作用があります。
抗酸化作用についてご説明します。
体の中には、血漿(けっしょう)など『水の多い場所』と、脂質組織や脳など『脂質の多い場所』があります。
水が多い場所にも、脂質が多い場所にも、活性酸素は発生します。
活性酸素とは、細胞を酸化させ、さびつかせ、細胞を老化させる物質です。
どんな人でも活性酸素は発生しています。
肌のシワ、シミ、たるみなどは活性酸素が原因です。
動脈硬化などの生活習慣病の原因も、ほとんど活性酸素が原因です。
活性酸素は細胞内のDNAも傷つけます。その結果、活性酸素によって、ガンにもなります。
脂溶性であるビタミンEは、脂質の多い場所で活性酸素を退治します。
水分の多い場所で、活性酸素を退治するものは、ビタミンCです。
細胞の材料として『不飽和脂肪酸』があります。
細胞が酸化するメカニズムを簡単に申し上げると、活性酸素が『不飽和脂肪酸』から、電子を奪うのです。
すると『不和脂肪酸』は酸化され、過酸化脂質に変わります。過酸化脂質とは、細胞が酸化した状態・さびついた状態です。
ビタミンEは、活性酸素が『不飽和脂肪酸』から電子を奪う前に先回りして、活性酸素に電子を与え、その毒性を消します。
つまり、ビタミンEは、脂質の多いところで、酸化を防ぐ役割をしています。そして『不飽和脂肪酸』の酸化を防いでいます。
◆ビタミンEをとる時間は、食後すぐが良いですよ。毎食後であればベストです。できなければ、朝・晩の食後で大丈夫です。
それも無理なら、1日1回でも効果があります。
ビタミンEは脂溶性ですから、簡単に体外へ排出されません。
1日1回だけ、ビタミンEを飲んでも、ビタミンEは体内に残っています。
1日のビタミンEの摂取量は100mg~300mgが良いです。私は300mgとっています。
お勧めはできませんが、1日のビタミンEの上限量は、男性800mg、女性600mgです。
しかし、男女とも100mg~300mgで十分ビタミンEの効果はあります。
300mgを超えると、やはり摂り過ぎですね。過剰症になる心配もあります。
空腹時では、ビタミンEは、極端に吸収率が下がります。まったく吸収されないこともあります。
できれば、水の多い場所で働くビタミンCも食後に飲まれると、抗酸化力はアップします。若々しい細胞、血管、肌を守れますよ。また、ビタミンEとビタミンCは体内で助け合い、抗酸化作用を高めます。
★★★追加です。
ビタミンEの効果は、栄養ドリンクのように『効いた!』という感じではありません。
知らない間に、活性酸素を退治し、細胞の若さを守っています。
ビタミンEを10年飲み続けると、飲んでいない場合と比べて、5年以上の細胞の若さの違いが出てきます。
血管年齢などにもビタミンEは良い影響をしますよ。
私のアバターは若いですが、実際は47歳です。
今月、血管年齢を測定しましたが、29歳でしたよ。
ビタミンE、続けてくださいね。
ご参考になれば、幸いです。
抗酸化作用(活性酸素の抑制)や血流の促進に効果があります。
妊娠中に過剰摂取すると、流産のリスクが高まる、と言う報告もあります。
http://www.web-vitamine.com/
参考にして下さい.
私もビタミンEのサプリ飲んでますが、ビタミンE単独ではなくビタミンCのサプリと一緒に飲んでます.
水溶性ビタミンCは脂溶性ビタミンEと摂取すると効率良く摂取出来ると形成外科医に言われたので.
確かに、サプリメントって効能よく知らないままに飲んでますよね(笑).
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