2012年3月21日水曜日

ビタミンCが欠乏するとかかる代表的病気は?詳しくお願いします。

ビタミンCが欠乏するとかかる代表的病気は?詳しくお願いします。







ビタミンC(アスコルビン酸)は、組織や器官をつなぎ合わせる結合組織や骨の形成に必要不可欠です。ビタミンCは体の鉄分吸収を助け、やけどや傷の治癒に役立ちます。ビタミンEと同様に、ビタミンCには抗酸化作用があります。正常な細胞活動の副産物であるフリーラジカルによる損傷から細胞を守ります。



ビタミンC欠乏症は壊血病を引き起こします。

成人での欠乏症は、普通はビタミンCが少ない食事を続けていることが原因です。たとえば、乾燥肉、お茶、トースト、缶詰野菜といった食品しか食べない人は、ビタミンC欠乏症になりがちです。妊娠、授乳、手術、やけどなどに伴い、体が多量のビタミンCを必要とするようになるので、ビタミンC欠乏症になる危険が高まります。喫煙すると、体が必要とするビタミンCの量が30〜50%増加します。

成人の場合、ビタミンCの少ない食事を数カ月続けると、皮下出血(特に毛包の周囲、または青あざとして)、歯肉からの出血、関節内での出血が起こります。過敏、うつ、体重減少、疲労感、全身の筋力低下などの症状も出ます。歯肉が紫色に腫れて海綿状になります。やがて、歯が抜けてきます。感染症を起こしやすくなり、傷が治りにくくなります。

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