ビタミンCとAの多い食品、ビタミンB1の多い食品を教えてください!
ビタミンA (カロチン)
・「ビタミンA」は、皮膚や粘膜を丈夫に保つ働きがあり、感染予防に効果があります。目の健康を保ちますので、OA作業などの多い人にはしっかりと摂ってほしいビタミンです。
・ウナギ、レバー、緑黄色野菜などに多く含まれます。脂溶性なので、油で炒めると吸収がよくなります。
・「カロチン」は、体に入ると3分の1がビタミンAに変わるので、「プロビタミンA」とも呼ばれます。ガン予防に有効なビタミンです。
・ニンジンなどの赤い色素がカロチンで、カロチンが多く含まれている食品が「緑黄色野菜」と呼ばれています。
「ビタミンA」を多く含む食品
食品名 100g当りの
ビタミン量(IU)
鶏レバー 47,000
モロヘイヤ 5,600
ウナギ(蒲焼き) 5,000
ニンジン 4,100
春菊 1,900
鶏卵(卵黄) 1,800
小松菜 1,800
ニ ラ 1,800
ほうれん草 1,700
サニーレタス 1,100
赤ピーマン 520
パセリ 4,200
干しワカメ 1,800
マーガリン 6,000
バター 1,900
プロセスチーズ 1,200
ビタミンB1
・糖質をエネルギーに変える働きもある水溶性ビタミンです。神経の調節や食欲増進などの作用もあります。
・夏場に、食べやすい麺類に偏った食事になると、「夏バテ」を引き起こすことがありますが、これは糖質の代謝にB1が不足しているためです。豚肉に多く含まれています。
「ビタミンB1」を多く含む食品
食品名 100g当りの
ビタミン量(mg)
豚ヒレ肉 1.34
豚もも肉 1.13
豚ロース肉 0.86
豚バラ肉 0.62
胚芽精米 0.30
玄 米 0.54
ロースハム 0.59
ソバ(日本ソバ) 0.27
モロヘイヤ 0.18
ライ麦パン 0.25
ビタミンC
・ガン予防、コラーゲンの生成、細胞を健康に保つために必要なビタミンです。免疫機能を高めたり、抵抗力がつきます。
・タバコを吸う人、ストレスの多い人は多めに摂りましょう。
・栄養所要量は、1日50mgですが、保存中や調理によるロス(損失)分を考えて、1日100~150mgと多めに摂った方がよいでしょう。
・調理をするときに、材料を水に浸けたり、火を通したりしますから、このときビタミンCは、流れ出したり壊れたりしてしまい、口に入るビタミンCは、意外と少なくなっています。また、料理を作ってから、時間が過ぎると経過にしたがって、どんどんビタミンCが少なくなりますから、調理後はできるだけ早く食べたいものです。
・ビタミンCは、水に溶ける性質(水溶性)ですから、余分に摂っても不要分は身体の外に排出されるので摂りすぎの心配はありません。
「ビタミンC」を多く含む食品
食品名 100g当りの
ビタミン量(mg)
柿(かき) 280
ネーブルオレンジ 240
ブロッコリー 160
赤ピーマン 170
イチゴ 80
夏みかん 40
はっさく 40
小松菜 75
ほうれん草 65
モロヘイヤ 65
カリフラワー 65
レンコン 55
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