ビタミンDが不足することは、普通はあり得ないと聞いたのですが、本当ですか?
どうしてでしょうか?
ビタミンDは、実は細胞が増えたり(増殖)、細胞の特徴づけを
したり(分化)、細胞の除去(アポトーシス)にも
かかわっているんです。
例えば、ビタミンDの1種の「カルシトリオール」といわれるものは、
がん細胞の成長を阻害する働きが確認されていて、
これが体内で不足すると、乳がんや大腸がん、前立腺がん、卵巣がんなど
の細胞の増殖する力が大きくなることが示されています。
1. 魚類はほとんど食べない
2. きのこ類(しいたけなど)をほとんど食べない
3. 太陽の光に当たることがほとんどない
4. 骨が弱い(転んだだけで骨折したことがある、など)
5. 虫歯になりやすい
6. 妊娠・授乳中である
7. ダイエット中である
※脂溶性ビタミンの一。肝油・卵黄・バターなどにビタミンAと共存して含まれ、D2・D3の活性が高い。カルシウム・燐(りん)の吸収を促進する作用をもつ。欠乏すると佝僂病(くるびょう)や骨・歯の発育不良などを起こす。カルシフェロール。
※ビタミンDは、「ビタミン」ではありません。なぜなら、ビタミンDは皮膚を日光にさらすことによって人体の中で作り出されるからです
質問が「普通はあり得ないのは本当か?」
という事ですので、回答は「本当です」になります。
「どうしてでしょうか?」
これは普段、余程偏食していない限り食物に含まれて
いるものと、皮膚で作られるものにも蓄積性があるからです。
ネフローゼや慢性腎不全など、あきらかな病気によって
しかその低下が認められないため、普段特にビタミンDを
意識する必要はありません。
モツ、バター、卵黄、イワシ、ニシン、サケ、サバといった
ビタミンDを多く含む食品を食べていれば問題になりません。
「cxki2000」
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