ビタミンやミネラルの過剰摂取がもたらす弊害をおしえてください。
といってもビタミンもミネラルも種類がすさまじく多いので、すべてについてではなく、顕著な例などが知りたいです。
たとえば、ヒトラーは死ぬ間際はドラッグとビタミン剤漬だったと言われますが、「ビタミン剤漬け」の状態がいまいち想像できません。
あと最近だと、マグネシウム系の下剤で死者が出ましたが、たとえばの話サプリの王道であるカルシウムなども必要量を極端に上回る量摂取した場合、何らかの異常が身体に出てくるのでしょうか??それとも、尿となって排泄されて体には残らないのでしょうか??
変な質問ですがよろしくお願いいたします。
ビタミンはほとんどの場合過剰症がありませんがものによっては下痢をする場合が有ります。
ビタミンAの過剰症
吐き気、頭痛、発疹、下痢、疲労感、睡眠障害など
妊娠中においては、奇形・流産など(ベータカロチンでは問題ありません)
葉酸の過剰症
発熱、じんましん、かゆみ、呼吸障害
ビタミンDの過剰症
高カルシウム血症、腎臓障害
ビタミンKの過剰症
貧血、血圧低下 などがあります。
ミネラルとしては、
カルシウムの過剰症
泌尿器系結石、食欲不振など
マグネシウムの過剰症
特に認めらないが、腎臓に疾患のある人は注意
リンの過剰症
副甲状腺機能亢進症や骨代謝障害
腎機能の低下
カリウムの過剰症
高カリウム血症
胃腸の不調、下痢等
亜鉛の過剰症
低銅血症
腎障害
鉄分の過剰症
胃腸障害(便秘・吐き気・嘔吐)
眼球鉄症
ヘム鉄
何事もほどほどにということでしょう。
ビタミンB群やCは分解されやすく、尿中に排出されるので過剰症はないと思いますがビタミンA・D・E・Kは過剰症の可能性があります(成分によって症状は違います)カルシウムも過剰摂取の継続により、高カルシウム血症などの副作用があります(便秘になる人もいます)マグネシウムも同じです。健康食品では重大な副作用の原因となるような事は少ないと思いますが、医薬品は用法用量を極端に超えた服用を継続してはだめです。ドラッグストアで聞いてみてください。一般的なビタミンの作用と副作用ぐらいの知識はあると思いますので。
0 件のコメント:
コメントを投稿