ビタミンBは消化を助けるですか
まず、ビタミンBには、いくつかのビタミンがあり、それらをまとめてビタミンB群といいます。
現在、正式に認められているビタミンは、全部で13種類あり、その中のビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、葉酸、ナイアシン、ビオチンの8つを指して、”ビタミンB群”と呼んでいます。
ビタミンB群は、酵素で食品を消化するのを助け、効率よく栄養分を吸収できるようにする効果があります。
もちろん、8種類あるビタミンB群の全てが、食品の消化を助けるわけでなく、それぞれのビタミンごとに、補酵素としての役割りが決まっています。
ビタミンB群の1つである葉酸は、体の細胞分裂を行っている酵素を助ける働きがあります。もし、葉酸が不足すると、細胞分裂がスムーズに行われず、正常な赤血球が減って貧血が起きたり、発育期の子どもの成長障害が起きたりします。
また、ビタミンB1は、ご飯やめん類に含まれる糖質(炭水化物)を、効率よくエネルギーに変えるときに活躍します。
ビタミンB1を十分摂取することで、疲労回復を早めたり、神経機能を正常に保つ効果があります。
昔から”土用の丑の日”に、夏バテ解消のために、うなぎの蒲焼きを食べるのは、ビタミンB群が多く含まれているからなのです。
このように、ビタミンB群は酵素を助けて、体の代謝を良くする効果があり、健康を維持する上では、なくてはならない栄養素です。
0 件のコメント:
コメントを投稿